2020年3月の記事一覧
こんな時こそ・・・
思いがけなく手に入った、あり余るほどたくさんの時間を、読書に費やしてはいかがでしょうか。
本来なら、今日(3/12)は、学校司書の本田先生が、3・4年生に読み聞かせをしてくださる予定でした。
本田先生に、こんなときにぴったりの本を3冊選んでもらいましたので、紹介します。(解説も本田先生が書いてくださいました。)
「しょうがっこうがだいすき」(作:うい)
☆ 小学2年生の女の子が文章を書いた絵本です。
小学校生活の中で大切なことが、小学生の気持ちと、小学生の言葉で書かれています。
「むじかしいと おもうことは、れんしゅうしよう。」
「みんなのはなしをきこう。」
ちょっとカッコイイ小学生になれるかもしれません。
「くしゃみ くしゃみ 天のめぐみ」(作:松岡 享子)
☆ 「くしゃみ」「いびき」「おなら」・・・
してしまったら、周りから嫌がれるけれど、止めることのできないやっかいなもの。
ところが、このお話では、そのやっかいなものが人を楽しませたり、ハッピーにしてくれたりします。
さて、いったいどういうことでしょう?
「いのちをつなぐ」(作:大木 トオル)
☆ 2011年3月11日に起きた東日本大震災。
たくさんの命が失われた中、とり残されてしまったペットたちは10万匹もいるそうです。
そんな中、保護された犬たちが ‶セラピードッグ” として訓練を受け、被災者たちを勇気づけています。
大切な命をつなぐノンフィクションです。
興味を持った人は、学校が再開されたら、ぜひ図書室で読んでみてくださいね。
予防のために・・・
今日(3/11)までに、各学級担任が、クラスの全児童と電話等で話をし、元気なことを確認できました。
この後の休業中も「早寝、早起き、朝ごはん」を合言葉に、規則正しい生活を送ってくださいね。
さて、文部科学省から次のような通知が届きました。
(1)軽い風邪症状(のどの痛みだけ,咳だけ,発熱だけなど)でも外出を控えること。
(2)規模の大小に関わらず、風通しの悪い空間で人と人が至近距離で会話する場所やイベントにできるだけ行かないこと。
* 「新型コロナウイルス感染症対策の見解」(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議)より。
* この内容は、3/4時点のものです。今後の状況の変化によっては、変更される可能性もあります。
◎ 新型コロナウイルス感染症に起因するいじめ、偏見、ストレス等の問題がある場合、遠慮なく熊倉小学校までご相談ください。
また、24時間子供SOSダイヤル【0120-0-78310】でも相談を受け付けています。
3月11日午後2時46分
先生方全員で、東日本大震災でお亡くなりになられた方々への黙とうを捧げました。
「あの日」を忘れない・・・
2011年(平成23年)3月11日 午後2時46分、喜多方市でも震度5強の地震が発生しました。
たとえ小学6年生でも、その時の記憶がある子はほとんどありませんでした。(2月末に、聞きました。)
今日は、その「東日本大震災」から9年。
9年もたちましたが、未だに4万人を超える福島県民が避難生活を続けています。
熊倉小学校では、生活・学習環境の安全を確認するため、毎日、校地内の空間放射線量の測定をしています。
また、全学年で1年間に2時間、放射線に関する学習を行っています。
子どもたちが正しく現状を理解し、適切な行動をとれるよう、今後も指導していきます。
半旗を掲揚しました。
3.11を忘れない 「日頃から備えておくことの大切さ」
熊っ子の皆さん、今日は何の日か分かりますか。
今日は、2011年3月11日に起きた東日本大震災から、9年目にあたる日です。3年生以下の人は、まだ、生まれておらず、4年生以上の人もまだ、小さくそのときのことを覚えている人は少ないですね。
午後2時46分、大きな揺れがおそってきました。この大きな揺れは、約190秒間、なんと3分10秒も続いたのです。夕方、帰宅するために、車で自宅に向かうと,いつもと違う様子に気がつきました。停電していたため、信号機は点灯せず、町も明かりが消えて、真っ暗な様子でした。とても不安な気持ちで家に向かったのが思い出されます。
家に着くと、案の定、停電のため、真っ暗でした。
ここで問題です。
このような状況の時に「使える物」と「使えない物」を考えてみましょう。
①石油ファンヒーター
②反射式ストーブ
③ラジオ
④テレビ
停電しているとき使えなかった物は、①石油ファンヒーターと④テレビです。
①石油ファンヒーターと④テレビは家まで電気が来ていないと使えません。
しばらく停電していたので、石油ファンヒーターでの暖房はできず、地震の被害の状況等をテレビで見ることができませんでした。
停電しているときでも使えた物は、②反射式ストーブと③ラジオです。
②の反射式ストーブは灯油があれば、暖房だけではなく、工夫すれば、煮炊きをして、食事の準備をすることもできました。とても重宝しました。
③のラジオは、乾電池で使うことができたので、テレビや携帯電話、新聞に代わる情報源としてとても重宝しました。
もしもあの時、「②も③もなかったらどうしたかな?」 と考えることがあります。でも、そのときは、また、知恵を絞って、食事の準備をしたり、情報を集めたりしたと思います。
大切なのは、いつ、どんな災害が起こっても、まずは「自分の命は自分で守る」ということです。
次に、「生きていくためにどうすれば良いのかを自分で考え、工夫してまずやってみる」ことです。
これらのことは、いきなりできることではありません。普段から、災害が起こったときのための心や物の備えをしておくことが大切です。
そのために、避難訓練や防災訓練の際に真剣に取り組むとともに、それを機会に、いざというときの心構えも身につけて、いざというときに、適切な行動がとれるようにしていくことも大切です。
最後になりますが、今日を機会に、災害が起きたときにどうするか、家族で話し合っておくことも大切です。
ぜひ、話し合ってみましょうね。
安心しました!
昨日(3/9)、今日(3/10)と、学級担任がクラスの児童の生活の様子を確かめました。
児童クラブに行って、学習や生活で困っていることはないかを尋ねました。
児童クラブにいなかった児童については、自宅に電話をし様子を聞いてみました。
友だちとも遊ぶこともできず、感染予防のためにいろいろな面で制限が多い生活にもかかわらず、みんな元気にがんばっている様子が確認でき、先生方一同、とっても安心しました。
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