お知らせ
授業の参考にしてみてください!
平成29年度学校教育指導委員14名による授業実践をアップしました。
「自己啓発力の育成」「学ぶ力の基となる基礎的な資質・能力の育成」をテーマに、「他の先生方が参考になるような実践」を意識した簡潔で分かりやすく、やってみたくなるようなまとめ方になっていますので、今年度はもちろん、次年度の指導に活用していただければ幸いです。
「小学校農業科作文コンクール作品集」をお配りしました
2月15日に、今年度の喜多方市小学校農業科作文コンクールの表彰式を行いましたが、その作品集が出来上がり、各小学校へ配付しました。子供たちの感性が輝く、「大賞」5点、「優秀賞」10点、「農業科賞」30点が収められた珠玉の作品集となっています。今年も、関東学院大学理工学部教授の佐藤幸也先生から「地球の遺産を学ぶ農業科と環境の世紀」と題したご寄稿をいただきました。
児童の皆さん、ご指導をいただいた先生方、支援員の皆様、作品審査をいただいた農業科アドバイザーの皆様には、感謝申し上げます。平成30年度もよろしくお願いいたします。
学力向上の取組の成果と課題
今年度、本市の学校教育の重点内容の一つである、対人関係の基礎的スキルを習得する教育を目指し「学級力向上サポート事業」を実施しております。そのモデル校としてQ-Uを活用した実践に取り組んでいる塩川中学校と山都中学校が実践発表を行いました。塩川中の稲場先生からは、全教師が情報を共有し、全ての生徒の活動に関わっていくことが大切であり、その取組の成果として、生徒の主体性の向上、学級での発言しやすい雰囲気づくりが見られ、学級力の向上と学力の向上を生徒自身が変化を実感できるようになったという発表がありました。また、山都中の飯田先生からは、「授業力向上」「家庭学習充実」「学級力向上」を目指して、現職教育研修や小中連携等に取り組んでいること、さらに本市の学びの力パワーアップ事業の一つである「3つの重点実践推進事業」の学級力の可視化の取組と関連付けた本事業の実践・研修を通して、生徒に変容が見られたことの発表がありました。
続いて、中学校区ごとに今年度の学びの力パワーアップ事業の取組の振り返り、先生方の変容等、今後の取組について、協議・情報交換を行いました。
今年度も残り1か月となりましたが、これまでの成果と課題をもとに、子供たちの学力向上に向けて全力で取り組み、来年度へつないでいくことを共有することができました。
表彰おめでとうございます
2月15日、小学校農業科作文コンクール表彰式を開催し、大賞5名、優秀賞10名を表彰しました。
市内全小学校17校の3年生から6年生児童のほぼ全員1,461名から応募がありました。校内審査、第一次審査を経て、1月26日に、関東学院大学理工学部教授の佐藤幸也先生を始め、県農林事務所、農業普及所、JA、市農業委員、農業科支援員、市校長会担当校長、市PTA連絡協議会長、市農業振興課長の農業科アドバイザーの皆様による最終審査会の結果、選ばれた15名の児童の作品が選ばれました。
表彰式では、一人一人に江花教育部長から賞状と盾が授与されました。続いて、大賞受賞者5名が作文を朗読しました。作品からは、体験したからこそ実感できること、いのちを育ていのちをいただく感謝の気持ち、栽培の苦労の様子、疑問に思ったことを調べてみる意欲などが表現されている素晴らしい内容です。また、優秀賞の作品も同様で、いずれも甲乙つけがたい作品です。受賞された皆さん、おめでとうございます。
大賞、優秀賞のほかに、農業科賞30点を収めた作品集は、3月に発行予定で、各学校、関係者へ配付いたします。
東北大会・全国大会出場おめでとう!
平成29年度福島県中学校体育大会 第60回福島県中学校スキー大会(アルペン競技)が1月15日~17日に猪苗代スキー場ミネロで開催され、会北中3年生の鈴木虹々さんがスラロームで昨年からの2連覇、第二中2年生の菅野桃子さんがジャイアントスラロームで第1位となり、東北大会と全国大会への出場を決めました。また、鈴木さんはジャイアントスラロームで5位、菅野さんもスラロームで5位となり、この種目での東北大会出場も決めています。おめでとうございます。
1月24日、二人はそれぞれの校長先生とともに市長を訪ね、県大会の報告とともに、東北大会・全国大会への抱負を話しました。鈴木さんは「昨年は全国30位に終わってしまったので、今年はベストの滑りをして20位以内を目指したい。」、菅野さんは「合宿で得た技術を生かし、最高の滑りをしたい。」と意気込みを語りました。市長からは、「おめでとうございます。市民を代表してお祝い申し上げ、市民みんなで応援しています。喜多方の誉(ほまれ)です。実力を遺憾なく発揮して、最高賞をとれるようにがんばってください。」と激励の言葉が贈られました。
市長訪問に先立って、教育長から二人に教育委員会からの激励金を手渡しました。教育長からは、「全国大会出場おめでとうございます。強豪ぞろいですが、自信をもって臨んでください。お二人の滑りは、地元の元気にもつながります。」と励ましの言葉が贈られました。
第54回東北中学校スキー大会は、1月29日から山形市の蔵王温泉スキー場で、第55回全国中学校スキー大会は、2月8日から秋田県鹿角市の花輪スキー場で開催されます。
両大会に向け、準備を万全にして、精一杯の力を発揮してきてください。喜多方市民、学校関係者みんなで応援しています。
恐竜、そしていのちの授業
17日は、初めに全校児童が、国立科学博物館の真鍋真先生から恐竜についてお話を聞きました。恐竜は、ここ数年で新たに分かってきたことも多く、子供たちは恐竜の最新情報について、スクリーンの画像を見たりクイズに答えたりしながら楽しく学びました。真鍋先生からは、各学級に「せいめいのれきし」「いのちのひろがり」の本を各1冊ずついただきました。真鍋先生のお話を聞き、さらに本を読んで、興味・関心を広げていってほしいと思います。
また、東京大学名誉教授・理学博士の水野丈夫先生が、17日に5年生児童へ、翌18日には6年生に「いのちのたんじょう」の授業を提供してくださいました。
水野先生は、いつも、「覚える必要はない」「大事なことは、よく考えて分かるようにすること」とおっしゃいます。子供たちには、「なぜ?」「どうして?」と思考を促されます。子供たちは、スクリーンの画像や動画を見たり、先生からの問いに答えたりしながら、奇跡のようないのちの誕生までの神秘さ、神業とも思えるような精緻な体のつくりや働きなどに感じ入り、「いのちはいただいたもの」ということを学ぶことができました。
真鍋先生、水野先生、子供たちのためにすばらしい授業をありがとうございました。
日本一のおいしいお米!
1月12日(金)その受賞報告として、泉光洋校長先生、農業科支援員の菅井光信さん、代表児童2名が市長室を訪問されました。
初めに、泉校長先生から「金賞と特別優秀賞の受賞した農家の皆さんも受賞を目指している金賞をいただけたのは、支援員の皆様のご指導のおかげです。また、全校児童42名が支援員さんの教えを守り一生懸命取り組んだ成果です。」と受賞の報告があり、さらに「市長さん始め関係の皆さんにもぜひご賞味いただきたい。」と金賞受賞米をいただきました。
市長からは、「金賞受賞おめでとうございます。喜多方市が全国に誇れる小学校農業科の取組からの受賞は、喜多方の誉(ほまれ)です。」とお祝いの言葉があり、「母校を飾る誉なり」という言葉も贈られました。
教育長からは、「全校生みんなで取り組んだことで、みんなの努力の成果です。支援員の皆様にも心から御礼申し上げます。審査基準が厳しい中での努力の結果はすばらしい。」とお祝いの言葉をかけられました。
二人の児童からは「伝統ある米が気に入ってもらえればうれしいです。」「みんなで一生懸命作り、世界大会で金賞の米を食べてもらえたらうれしいです。」という感想があり、支援員の菅井さんからは「化学肥料を一切使わず、有機肥料のみで作った米です。体にもやさしく、この農法を続けていきたい。」というお話がありました。
19回目となる本コンクールにおいて、これまで本市からは、豊川小学校が7回金賞受賞しております。本市小学校農業科の取組が全国、世界に誇れる取組であることを改めて感じ、大変誇らしく思います。
熱塩小学校の皆さん、誠におめでとうございます。日本一のおいしいお米をしっかり食べて、健康な体を作っていってください。
貴重なご意見をいただきました(小学校農業科研究会)
事務局より、農業科の目的や活動内容等を説明し、スライドを使って今年度の活動を紹介した後、アドバイザーの皆さんからそれぞれ専門的な立場からのご助言等をいただきました。貴重なご意見を参考に、より充実した農業科の取組となるように努めてまいります。
第4回「著名人から学ぼう!喜多方っ子のための出前授業」
谷川先生は、最初に、振り仮名のない児童名簿を使って、一人一人の名前を呼びました。正確に読めた子、そうでない子と様々でしたが、たちまち子供たちの心をつかまれました。そして、名前には自然に由来する名前が大変多いことを教えていただきました。実際に、「林」「野」「石」「山」など自然に関係する漢字のある名字の児童が多く、子供たちも納得の様子でした。
本題では、会津の歴史、特に蒲生氏郷公が会津を治めた時代について、クイズや、織田信長、豊臣秀吉、蒲生氏郷など子供たちによる役割演技、会津でも実施された楽市・楽座のしくみなど、分かりやすく教えていただきました。子供たちの反応もよく、楽しく学ぶことができたようです。
なお、谷川先生は、本日14日(木)夜7時30分からNHK総合で放送の「日本人のおなまえっ!」のゲスト解説者として出演されるそうですので、ご覧ください。
本事業は、次回で今年度最終回となります。東京大学名誉教授の水野丈夫先生をお招きして、1月17日、18日に関柴小学校で授業をしていただく予定です。
唐橋ユミさんと「夢」を描こう
講師として、本市出身でフリーアナウンサーとして活躍されている唐橋ユミさんをお招きしました。唐橋さんは、強い心を持つことの大切さ、個性があるから面白い、失敗は後悔するけどがんばろうとする姿を見てくれている人がいること、失敗した分充実した生活もできることなど、自らの経験を基にしたお話をしてくださり、子供たちに勇気や前向きな気持ちをくださいました。
また、朗読コーナーでは、プロの技を披露され、会場からは感嘆の声が響きました。朗読のコツとして、上手く読もうと思わないこと、文の意味を理解しているか考えてみること、文末をゆっくりと読むこと、おじいちゃん・おばあちゃんが聞いていることを意識し、相手を考えて思いやりをもって読む、話すことが大切と教えていただきました。ふるさと喜多方の子供たちのためにと、すばらしいご講演をありがとうございました。
本事業は、できるだけ児童生徒主体に実施するように企画しました。各中学校の代表生徒1名ずつ計7名の実行委員により、会の進行、事前にアンケートを集計した喜多方のベスト5の紹介、質問コーナー、朗読チャレンジ、プレゼント贈呈、市民の歌など各コーナーを分担しました。生徒どうしや唐橋さんとの絶妙な掛け合いや、機転を利かせた即興での話など、この会を楽しいものにしたい、盛り上げたいという気持ちが表れ、感心しました。また、第二中学校文化部が制作した会津木綿の巾着と髪飾り、クラフト籠、唐橋さんの似顔絵を唐橋さんに贈呈しました。心を込めたすばらしい作品ばかりでした。参加の校長先生や引率の先生方からも、中学生の活躍ぶりに絶賛の声が多数寄せられました。中学生の皆さん、ご指導いただいた先生方にも感謝申し上げます。
この事業をきっかけに、喜多方っ子が将来の夢や希望をもって毎日の生活を送ることを期待しております。
国語の授業力向上をめざして
授業後、参加者が五つのグループに分かれ、授業を振り返りながらよかった点や課題となる点などについて、話し合いました。
福島大学人間発達文化学類教授の佐藤佐敏先生からは、授業内容をすぐに画像化されたものを基に、ご指導をいただきました。読みの解釈の多様性、教材分析の奥深さについて、いつものように分かりやすくご指導くださいました。だれもが参加者となるジグソー学習の効果についても教えていただき、実りある研修となりました。
また、佐藤佐敏先生の研究室の学生7名も研究協議会に加わり、積極的に考えを伝えていることに感心しました。教師の卵の頼もしい姿をみて、現職の先生方もよい刺激になったことと思います。
今年度3回の講座でご指導をいただいた佐藤佐敏先生からは、多くを学ぶことができましたことを御礼申し上げます。また、授業を提供していただいた園部先生、準備等でお世話になった第二中学校の先生方、明るい挨拶で迎えてくれた生徒のみなさんにも感謝申し上げます。
参加者からの感想を紹介します。
「作品を様々な視点から読み、考えを交流している姿がすばらしい」「明確な根拠をもって生徒の意欲的な姿に心動かされました」「教材研究の深さがにじみ出ている授業」「研究協議会で、考えを述べ合うことで、共通点や相違点を明らかにしていくことができた」「研究協議が完全参加型となり心と記憶に残るものになった」「3回とも本当に実践に役立つ研修だった」「佐藤先生のお話を聞くと、授業ですぐに生かしたいと思い、やる気がわく」・・・ご参会の先生方、ありがとうございました。
県教育・文化表彰おめでとうございます
11月1日、県文化センターで表彰式が行われ、小島靖校長に表彰状が授与されました。同日、小島校長から芳賀教育長へ受賞の報告がされました。
また、併せて教職員の永年勤続者の表彰も行われ、喜多方市立小・中学校に勤務される8名の教職員が表彰されました。
山都中学校ならびに永年勤続の先生方の受賞を心よりお祝い申し上げます。
算数・数学のよりよい授業を目指して
文部科学省国立教育政策研究所学力調査官の佐藤寿仁先生を講師に、次期学習指導要領の方向性や全国学力・学習状況調査の結果から見えてくること、調査結果を活かした算数・数学の授業づくりについて、講義と演習を行いました。
市内の小・中学校から31名の先生方が出席し、熱心にメモを取ったり、グループで話し合ったりして研修を深めました。参加者からは、「学力調査の結果から、授業でどんな力をつけさせるのかを明確にして、授業構想や発問をどうするのか考えさせられた」「授業の終わりがしっかりと学習の価値が高まったり納得したりできる授業づくりをしたい」「子供のつまずきがどこにあるのか、苦手としているものは何かを読み取り指導していきたい」「板書の大切さを改めて感じた」などの感想が寄せられました。
この日の午前中、佐藤先生には第二中と会北中で数学の授業を参観していただき、指導・助言をいただくことができました。
児童生徒の学力向上に向けて
初めに教育長から、「学び」についての再確認と、学力向上を目指す取組の重要性についての講話がありました。
次に、学校教育課学力向上担当指導主事より、本市の児童生徒の学力・学習状況の現状と、学力向上対策について話をしました。
続いて、中学校区ごと、校長班と学力向上担当者班に分かれて、現状の把握と、今年度後半に向けた学力向上に向けた取組について協議し、成果と課題、さらに対策を共有することがました。
力の限りを尽くした陸上競技大会
大会に向けて、選手たちは目標を立てて、練習を重ねてきました。また、ご指導いただいた先生方には、児童の力を伸ばし、向上心を育てていただきました。ありがとうございました。
2学期も学校訪問が始まりました
9月20日、2学期最初の学校訪問として、第三中学校の授業を参観しました。本市教育委員会指導主事4名のほか、県教育庁義務教育課の芦沢指導主事、会津教育事務所からも5名の指導主事の先生方にも参観していただきました。
廊下や教室では、生徒たちの明るいあいさつに迎えられました。また、生徒の学ぶ意欲の高さには感心しました。各授業は、県教育委員会発行の「ふくしまの『授業スタンダード』」のチェックシートを基に、重点化を図った指導が見られ、生徒・先生方でよりよい学校をつくっていこうとする気概を感じました。
来週以降、駒形小学校、第二こども園、すぎっここども園、第四こども園、豊川小学校、塩川中学校、関柴小学校、第一中学校の学校訪問を予定しています。そのほか、第二小学校、塩川小学校、第一小学校の公開研究会や学校からの要請訪問でも授業を見せていただきます。授業をよりよくしていこうとする先生方の意識の高さ、実践意欲に敬意を表します。
小・中学校「適正規模・適正配置」に関する説明会を開催します
(クリックしてください ↓ )
「適正規模・適正配置」説明会開催お知らせ.pdf
いのちの尊さを学びました
水野先生は、「覚えよう、知識を得ようとするのではなく、『何だろうな』『どうしてかな』と考えることが大切」といつもお話しになります。子供たちは、画像や映像を見て、グループで考えを出し合い、生命誕生の神秘や命の尊さ、また、元をたどれば人類はきょうだいのようにつながっていることなどを学びました。授業の終わりに、ある児童からは「自分がどうやって生まれてきたか疑問だったけど、今日の授業でよく分かりました。」という感想がありました。水野先生、感動的な授業をありがとうございました。
次回の出前授業も、水野先生を講師に迎え、10月14日(土)授業参観日に、慶徳小学校の5・6年生に授業をしていただきます。
こども園・保育所と小学校の連携の大切さを改めて実感!!
8月21日(月)夏休みも残り少なくなったこの日、喜多方市の12のこども園と2つの保育所、そして全17小学校の低学年担任の先生方が一堂に会して「幼児教育と小学校教育の連携研修会」を開催しました。こども園に移行してからの開催は今回が初めてでしたので、多くの保育教諭等が参加しました。
午前は、会津教育事務所の二瓶睦指導主事より、「特別支援にかかる園児・児童の実態と支援について」をテーマに講義をいただきました。参加した先生方からは、「エピソードに具体性があり、納得できました。」「分かり易いお話でスーっと入りました。」「インクルーシブ教育について、今までよりも深く考えることができる時間でした。」など、大好評でした。
午後は、学区別の幼小合同グループに分かれて、事例検討会を行いました。事例提供者も参加者も、困り感や悩みを共有するとともに有効な支援方法を導き出す手法を実感することができました。
教育事務所の先生方からは、「このような連携研修会は、他市町村ではあまり例がなく、とても素晴らしい取組である。」と高い評価をいただきました。また、今回は、各園と小学校の先生方が交流を深めることができ、とても有意義な研修会でもありました。
算数・数学の指導力向上へ
倉田先生が教師となり、参加者の先生方が児童・生徒役となって算数と数学の2つの模擬授業を行いました。児童生徒一人一人が参加できるように、先生の質問に対して声を出して答えさせること、互いの考えを見合ったり、自分の考えを説明したりするための時間の確保、「いいですか?」「いいで~す」からの脱却のために立ち止まって考えさせる、覚えることは覚えさせるために声に出したり、書かせたりする、習熟の時間の確保等、児童生徒一人一人の主体的な学習、分かる・できる楽しさを実感させるための手立て・支援策が満載の授業でした。
模擬授業後は、授業の意図について説明があり、参加者からは多くの質問が出されました。また、授業づくりのポイント」や「より授業のイメージ」等、たくさんの資料もいただき、参加の先生方にとって、2学期からの授業に大いに参考になったと思います。
参加者からの感想を一部紹介します。
「教師のよい指示の仕方を体験することができた」「子供の学力向上は、やはり教師の授業力次第」「倉田先生のきめ細かな配慮が至るところから感じた」「私も生徒の言葉により耳を傾けて授業を組み立てていきたい」「中学校社会科の教師だが、他教科にも通じる部分も多く、勉強になった」
研修で学んだことを、自校の他の先生方にも広めていただき、学校全体で実践し、生き生きと学ぶ楽しさを感じている子供たちの笑顔を増やしていきたいですね。
夏休み中でも先生方は研修に励んでいます!
8月4日(金)市内17小学校の先生方を対象に「英語指導力向上力研修会」を開催しました。
まず、平成32年度から5・6学年で全面実施となる小学校の外国語(英語)の教科化に向けて、「外国語活動」と「英語科」の違いを含めながら、現行の「外国語活動」のねらいを再確認しました。特に、小学校では、コミュニケーション能力の素地を養うことと異文化理解が中心の内容であり、楽しい活動の時間となる材料が、身近にもたくさんあることが共有できました。
次に、「T-Tの効果的な指導法」として、ALTと学級担任との連携の大切さを学びました。細かい打合せの時間が取れなくても、ちょっとした工夫で意志の疎通を図ることができます。ALTに任せっきりにすることなく、担任の先生自ら表現を楽しみ、他の教科の時間とはひと味違う表情を子どもたちに見せていきましょう。
新任1年目の先生も社会奉仕体験研修
8月3日と4日、「初任者研修社会奉仕体験活動研修」として、今年度新規採用教員として、市内の小・中学校に配属となった3名が研修に参加しました。
3日は、中央デイサービスセンターで1名、塩川デイサービスセンターで2名が、高齢者の介護体験をし、福祉への理解を深めました。参加の先生からは「入浴や食事のお世話を通してコミュニケーションの大切さを改めて感じた。」「この体験を教育現場に活かしたい。」等の感想がありました。
4日は、喜多方の夏の恒例行事「喜多方発21世紀シアター」にボランティアスタッフとして参加しました。「ボランティア一人一人の力が大きな行事を支えている」「笑顔、和気あいあい、協力の大切さを感じた」「いろいろな年齢層の方や全国からの訪問者とふれあえてよかった」等の感想がありました。
都合により、ほかに1名が、7日に21世紀シアター、8日に中央デイサービスセンターで同様の研修を実施しました。
このたびの研修を受け入れてくださった社会福祉法人喜多方市社会福祉協議会様ならびに喜多方発21世紀シアター実行委員会様には感謝申し上げます。
教職2年目等の先生たちが学校以外でも研修しています
本研修の目的は、本市の地場産業であるラーメンの製造・販売を体験することで、さらに本市を理解するとともに教職員としての資質や能力を高めることを目的とし、7名の先生方が参加しました。
研修生は、ラーメンの製造と販売を体験しました。衛生への徹底管理や笑顔でお客様に対応することの大切さ、効率的な仕事の進め方など、学校での仕事にも大いに参考になったようです。研修後、先生方からは「製造から販売まで体験し、製品になるまでの過程がよく理解できた。」「細やかな気遣い、配慮がなされて製造・販売されていることに感動」「丁寧にやさしく教えていただきうれしかった。」「喜多方には全国に誇れる産業があることを子供たちにも教えていきたい。」などの感想が述べられました。
ご多用の中、快く研修を受け入れていただいた株式会社河京様には感謝申し上げます。
「喜多方市の学校教育」の具体的方策実践の共有を目指して
7月27日(木)夏休みに入って1週間。第4回学校教育指導委員会を開きました。
前半は、まず1学期の学校訪問について報告し合い、その意義と成果を共有しました。続いて「『学校指導要領解説 総則編』から学ぶ」と題し、学校指導要領改訂の基本方針について全員で再確認しました。特に、移行期間中における学習指導については、今後の学校訪問でも大切な内容ですので、有意義な研修となりました。
後半は、今年度の中心事業、「喜多方市の学校教育」にある具体的に取り組む事項について、自分の実践を紹介する活動に取りかかりました。どのような内容をどんな方法で教育ポータルサイトにアップしたら有効か、まだまだ試行錯誤の段階ではありますが、少しでも先生方の参考になり、子供たちの「生きる力」を育む一助になるような情報が提供できるようにがんばります。
安全・安心確保のために
また、収穫した作物の放射性物質測定検査も行っております。これからも、子供たちが、安全な環境で活動し、安心して収穫できるように努めてまいります。
夏休み中も、特設部活動やプールに来た児童や担当の先生の手により、きれいに除草された畑も見られ、暑さを忘れて清々しい気持ちになりました。
喜多方、福島県の代表としてがんばって!
訪問したのは、第一中陸上競技部6名、第二中新体操部4名、第三中卓球部1名、会北中相撲部5名と、各校の校長と顧問の先生です。
まず、選手一人一人が、県大会の結果と東北大会への意気込みを力強く述べました。
次に、教育長から「みんなを応援する人の声を刻み、心と技を鍛えていたことに自信をもって大会に臨んでください。また、めったにないこの機会を楽しむことも含めて、もてる力を発揮してがんばってください。」と激励の言葉がありました。
このほか第一中水泳部から1名が東北大会へ出場し、喜多方市からは総勢17名が福島県代表となります。
東北中学校体育大会は、水泳が8月7日から9日にいわき市で、陸上競技が8月8日から10日に青森市で、新体操が7月31日から8月2日に岩手県北上市で、卓球が8月3日から5日宮城県利府町、相撲が8月9日から11日に岩手県八幡平市で開催されます。
17名の選手の皆さん、喜多方の代表として、さらに福島県の代表として、精一杯の力を発揮してきてください。
算数が大好きになった!
子供たちからは、「算数が好きになった」「もっと数字のことを知りたくなった」「数字には不思議なことがたくさん隠れている」など、驚きと称賛の声が多く寄せられました。
この出前授業は、今年度5回を予定し、9月から1月にかけて上三宮小学校、慶徳小学校、関柴小学校で、東京大学名誉教授の水野丈夫先生による命の授業、高郷小学校で筑波大学名誉教授の谷川彰英先生による地名の面白さを学ぶ授業をしていただきます。
フッ化物洗口に関する説明会
福島県や本市のむし歯の現状と県の補助事業について、フッ化物洗口の安全性、実施している他県や本県他市町村におけるむし歯本数の変容、フッ化物洗口の方法等について、客観的なデータを基に、画像や実物を使って分かりやすく説明をいただきました。
市では、今秋ごろには意志決定する予定で検討を重ねてまいります。
魅力ある学校図書館に
小・中学校の学校司書は、この度、新たに3名が加わり、合計9名となり、先月末までに市内全ての小・中学校に学校司書が配置されました。
これまでも魅力ある学校図書館つくりをしていただき、学校図書館を利用する子供たちが増えております。これからも、学校・学校司書・市教委が連携を密にし、子供たちが、ますます本に親しみ、学習に活用しやすくなる学校図書館をつくっていきたいと考えております。
物語文教材での主体的・対話的で深い学びの授業づくりへ
佐藤先生は、小・中学校の教科書にある「だいじょうぶ だいじょうぶ」「風切るつばさ」「ごんぎつね」「故郷」を例に、「書き出し」を味わう読み、「沈黙(無言)」の意味を考える、「サブ・テクスト」(言外)の意味を考える、視点人物を考えるなどの読み取りの仕方を紹介されました。また、参加者どうしで話し合うことで、様々な見方・とらえ方に気付くことができました。
参加の先生方からは、「目からうろこ」「学び合いを充実させ、『正解』ではなく『最適解』『納得解』を見付けたい」「子供たちにもこの感動を味わわせたい」「実生活に活かせる授業にしたい」などの感想が寄せられました。
次回は、11月に授業研究会を実施し、佐藤先生に指導・助言をしていただく予定です。
子どもたちの健やかな成長を願って「体力向上・肥満防止事業」
喜多方市の子どもたちの課題の一つとして、肥満傾向の子どもが全国平均(県平均)よりも多いことがあげられます。そこで市では、昨年度から、会津大学短期大学部講師の渡部琢也先生にご指導をいただき、体力向上推進事業に取り組んでいます。従来の身長・体重のみの計測で肥満度を算出するだけでなく、体脂肪率・筋肉量・体水分量・基礎代謝量等、普段知ることのないデータを測定することで、自分自身の体格・特徴に関心を持ち、自ら体力向上の実践を図ることを目指します。
H29年度の推進校は、慶徳小(6/6実施)、第二小(6/13実施)、加納小(6/27予定)、第三中(6/30予定)の4校。2学期後半の2回目の計測で、子どもたちの身体組成がどのように変化するのか楽しみです。
「学校訪問」始まる
子供たちは、学習課題をとらえ、その答えを見付けるために、教科書にサイドラインを引いたり、ノートに書き出したりし、さらに互いに考えを述べ合って、学びを深めました。
その後の研究協議会では、先生方が4グループに分かれて、今日の授業について活発に意見交流をして、成果や課題を出し合いました。
本市の学校訪問は、1日訪問で全教員が研究授業を行う「指導訪問」と、午後に代表の教員が授業を行う「授業改善訪問」があります。今週は「指導訪問」で第一小、「授業改善訪問」で第二小、来週は「指導訪問」として熱塩小、第三小、山都小の授業を参観します。
訪問校の皆様には、お世話になります。よろしくお願いいたします。
今週は「メディアセレクト週間」実施中
さらに、6月、10月、2月の第1水曜日のある週には、テレビやパソコン、スマホ、ゲーム機等の使用時間を自分でコントロールする力を育てることをねらいとして「メディアセレクト週間」に取り組んでいます。今週の子供たちの家庭生活はいかがでしょうか。
メディア漬けの生活から、読書や学習、家族との会話やお手伝い等の時間を確保することで、豊かな心の育成や学力の向上にもつながっていきます。
「オフ・スクリーン」チラシ.pdf
豊かな実りを願って…
喜多方市内の小学校農業科の活動も、ほとんどの小学校で田植えや苗植えを終えました。
山都小学校では、近隣の耶麻農業高校の生徒の皆さんの指導をいただきながら田植えをしました。熊倉小学校では、ネギやスイカなど、学年ごとに決めた野菜の苗を植えました。第二小学校では、校長先生が田植えの手本を見せてくださいました。塩川小学校では、校長先生から「一粒万倍日」のお話があり、子供たちは豊かな実りを願って田植えをしました。熱塩小学校では、豊作を願う「どろんこ祭り」を行いみこしを担いだ後、全校児童で田植えをしました。関柴小学校では、3年生が小豆と大豆の種をまきました。
収穫は、夏から秋と様々ですが、みんなで協力し栽培活動を続け、農業科の目的である豊かな心・社会性・主体性を育んでいってほしいと願っています。
新規採用教員研修会
初めに、芳賀教育長より「信頼される教職員」についての講話がありました。信頼される教職員になるためには「感謝」「自尊感情」「目標」「理解」のキーワードを挙げて、具体的な行動の在り方についての話があり、新規採用の先生方は、そのために、「信念」「挨拶」「誠実」「礼儀」「笑顔」「約束」「連携」などを大切にしていきたいと意見交流しました。
その後、山口学校教育課長より「本市の学校教育の重点、指導の方針」について、金成主幹・指導主事より「学年・学級経営の在り方」についての講義、中村指導主事より「小学校農業科」の取組と「ソーシャルスキルトレーニングの手法を活かした集団づくり」についての講義・演習を行いました。
先生方からは、「明日から実践したい」「信頼される教職員を目指したい」「失敗からも学んでいきたい」「成長し続けたい」など、前向きな感想が寄せられました。新規採用の先生方には、本市の「新鮮」な新戦力として、それぞれのよさを発揮し、さらに力を高めていってほしいと思います。
第2回 喜多方市学校教育指導委員会
去る4月27日(木)、教育長より委嘱状を交付された新メンバー7名を含め、本年度の委員会の活動がスタートしました。本委員会の大きな活動に、指導訪問に参加し授業参観や研究協議をもとに研修を深めることがあります。
5月23日(火)に、第2回委員会を開催し、遠藤委員長(姥堂小学校長)より学校訪問の心得について講話をいただきました。そして、「同じ教育現場の仲間(共同研究者)として、授業者の課題を積極的に自分の課題として受け止め、お互いの指導力向上を図っていこう!」という共通の意識を高めました。いよいよ6月から今年度の指導訪問および授業改善訪問が始まります。1年間、本委員会をよろしくお願いいたします。
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田植え始まる
手植えのため、機械植えと違って、列が少々曲がっている箇所もありましたが、おいしいお米になるようにという子供たちの願いが込められた苗の列は、美しく、初夏のそよ風に揺られていました。
今週は、熊倉小、第二小、関柴小で田植えの予定です。
国語の授業改善に向けて
初めに、芳賀教育長より毎年本市の国語科指導力向上のために多くの示唆を与えてくださ
る佐藤先生への感謝と受講者への温かい励ましの言葉がありました。
小学校は平成32年度から、中学校は平成33年度から新しい学習指導要領が施行されますが、学習指導要領改訂に向けての国語科の授業づくりの在り方について、「主体的・対話的で深い学び」にするための学習活動の例や、小学校教科書の物語文の読み取りを例に、講義をいただきました。また、グループでの協議も行い、参加された44名の先生方も活発な言語活動をして学びを深めることができ、終了後の満足そうな笑顔が印象的でした。参加者の感想を一部紹介します。
「物語文では、コンフリクト(動機付け)の問いを提示することで読みを深めることにつながる」「違った視点から作品を読む楽しさを感じた」「多くの読みのポイントが参考になった」「正解でなく納得解や最適解を求めることが大切」「実生活に活きる学力を身に付けさせるための方法が見えてきた」「ほかの先生方にも伝達する」「国語の授業がやりたくなった」「エネルギーをもらった」「明日からの授業が楽しみ」…
第2回講座は、6月19日(月)、再び佐藤佐敏先生による講義等をしていただく予定です。
喜多方の子供たちの学力向上に向けて
初めに、芳賀教育長から「教師は授業の質的改善を、児童生徒は学ぶ構えを、家庭は家庭学習の環境づくりを、行政は条件整備をし、組織として物事に立ち向かう『本気のスイッチ』を入れていきたい。」という話がありました。
続いて、担当より昨年度の学力向上事業の成果と今年度の取組「学びの力パワーアップ事業」についての説明をした後、グループに分かれて、昨年度の実践の振り返りや今年度の取組の重点等について協議をしました。各校の実態に応じた取組について意見交流することで、参考になることも多かったようです。
また、今年度は、学力向上学校支援事業として、各小・中学校に補助金を配当し、教職員の研修など学力向上への取組に活用していただきます。子供たちの学力向上のために、教職員、保護者、地域、行政が一丸となってがんばっていきます。
教育委員会だより第6号を発行しました。
教育委員会だより第6号を発行しました。
今回は、市内幼稚園3園、小学校17校、中学校17校の卒園式・閉園式、卒業式の様子を掲載しました。
今年度は、これが最終号となります。次年度も喜多方市の教育をわかりやすくお伝えしたいと思います。
・教委だより№6.pdf
教育委員会だより第5号を発行しました!
教育委員会だより第5号を発行しました。
今回は「喜多方学校給食共同調理場の一部民間委託」についての特集です。
ぜひ、ご覧下さい。
教育委員会としましては、今後も、喜多方市における「安全・安心で特色のある学校給食」の提供に努めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
★お便りはこちら 教委だより№5.pdf
喜多方学校給食共同調理場の一部民間委託について
なお、詳しい内容及び本件に関する「Q&A」を下記のリンク先に掲載しましたのでご覧ください。
喜多方学校給食共同調理場の一部民間委託について(資料).pdf
教育委員会だより第4号を発行しました。
また、喜多方の特色ある学校給食づくりにご協力をいただいている学校給食生産者の会のみなさまと子どもたちの交流の様子もご覧ください。
お便りはこちら 教委だより№4.pdf
お詫びと訂正
裏面(2ページ)下部に掲載しました学校給食生産者の会の皆様との交流給食に関する内容の「タイトル」部分に誤りがありました。
(正) 学校給食生産者の会
(誤) まごころ野菜生産者の会
申し訳ありませんでした。訂正してお詫び申し上げます。
平成28年11月小学校農業科実習圃場空間線量測定結果
平成28年10月小学校農業科実習圃場空間線量測定結果
平成28年9月小学校農業科実習圃場空間線量測定結果
メディアセレクト週間「オフ・スクリーン喜多方っ子運動!」
本市幼稚園・小学校・中学校で取り組んでいただいている「チャレンジ!メディア・セレクト週間」の今年度第2回目が、来週10月3日(月)から10月7日(金)の1週間行われます。今回から、新たなキャッチフレーズ「オフ・スクリーン喜多方っ子運動!」と銘打ち、チラシやカードを一新し、また一段ステップアップした内容でメディア・セレクトに取り組んでいただくようになります。園児・児童・生徒の皆さんを通じて、新しい「チラシ」と「カード」を各ご家庭にお届けしております。園・学校・家庭・地域が一体となってお取り組みいただきたいと思います。