元気いっぱい ほおの木っ子 の様子

2020年3月の記事一覧

3月11日に寄せて

 3月11日

 学校でも半旗を揚げて,追悼の意を捧げています。

 以下,先日,校内放送で全校生に伝えた校長先生からのメッセージです。

 2011年3月11日,大きな地震が日本を襲いました。福島県も地震でたくさんの家や学校がこわれました。そして,その地震の後の津波で多くの人が亡くなりました。さらに,福島原子力発電所の事故で,福島県では,今なお自宅に帰ることができない人がたくさんいます。

 亡くなった人たちの中には,皆さんと同じ小学生もいました。生きていれば楽しいことがたくさんあったはずなのに。ですから,皆さんは,「死ね。」とか「殺す。」という言葉を絶対に言ってはなりません。ちょっといやなことがあったときに,「死にたい。」と思ってはいけません。生きたくても生きられない命があったこと,夢があったのにそれをかなえることができない人たちがいたことを忘れないでください。生きていればいやなこともありますが,それ以上に楽しいことがいっぱいあります。これからも命を大切にしてほしいと思います。自分の命は自分で守る。友だちの命もみんなで守る。

 今日,3月11日は,ニュースなどで東日本大震災のことがたくさん報道されると思います。これを機会にもう一度命について考えてみてください。

最後の卒練 サプライズも!

 今日の3校時,最後の卒業式練習を行いました。そこで,サプライズが!
 残念ながら卒業式に出席できなくなった5年生が,練習の様子を見学し,式の中で歌うはずだった曲を歌ってくれたのです。とても心が温かくなりました。
 4年生5年生が卒業式に出席するのは,もちろん先輩の門出を祝福するためですが,同時に,次は自分たちの番だという意識を高めるためでもあります。6年生の立派な姿を見て,5年生も何か感じるものがあったようです。
 とてもいいひとときとなりました。

 

校長先生のお話

 今日の朝の時間に校内放送で,終業式のお話に替えて校長先生から,東日本大震災で被害に遭われた方への追悼と明日からのお休みの過ごし方についてお話がありました。
 1年生から6年生まで,みんな真剣に耳を傾けていました。
 その後,各担任からも,今回のお休みの目的や過ごし方について発達段階にあわせて具体的に指導をしました。
 23日に全員が笑顔で登校できるように願っています。

卒業式練習いきなり大詰め

 例年であれば,3月に入った今週から本格的に卒業式の練習が始まり,卒業に向けて徐々に気持ちが高まっていくのですが,今年はそういうわけにいきません。子どもたちの健康を守るために,時間短縮の措置がとられることに決まり,式の次第や方法も変えざるを得ません。
 そんな中,目標を見失うことなく真剣に練習に臨む6年生の姿に心を打たれます。